Fishery<ボドゲ紹介 Advent Calendar 2016>

こちらのボードゲームアドベントカレンダーに参加させて頂きました。
ありがとうございます。

神ゲー中の神ゲーであるパンデミックイベリアをご紹介する予定でしたが、普通に被っていたので、このゲームにしました。


皆さんは、アブストラクトゲームというボードゲームジャンルをご存知でしょうか。
アブストラクトゲームとは、運要素を一切含まないゲームのことをいい、将棋やチェスやオセロ等もアブストラクトゲームの一種です。かなり頭を使いますし、盛り上がるようなものでもないので、ゲーム会などではあまりプレイされておらず、ちょっと寂しく思っている次第です。

そんな中、アブストラクトゲームばかりをやるボードゲーム会に先日参加させて頂き、プレイしたゲームでも1番気に入ったのが、Fisheryです。先日のボードゲームマーケットでも販売されていましたので、購入しました。作者の土井さんとは、直接対決はできませんでしたが、私の初Fisheryプレイを観戦なさっていて、「あの時こうしていれば勝てた…!」とアドバイスまで頂きました。ありがたや…!


Fishery -ルール-

プレイ人数:2人
プレイ時間:30分ほど

概要:限られた海の中から、自分の船で漁が出来る範囲を多く手に入れた方が勝ちという陣取りものです。囲碁に近い感触があります。

盤面はこの9×7のマスが書いてあるものです。
img_6646

①船の配置
船の駒を先手、後手と交互に空きマスに置いていきます。
img_6648

②網の配置
船を全て置き終わったら、先手、後手と交互に網の駒を線上に置きます。
img_6653

基本的にこれだけです。

但し、網の配置には決まりごとがあります。
網と盤上の端の線で区切られた部分を漁場と呼びます。
漁場は以下のような作りになっていなければなりません。
・全ての漁場には、船が1隻以上配置されていなければならない
・盤上の端の線は、港となっているので、全ての漁場の船は港に辿り着けるようになっていなければならない

よって、こういった手はNGです。
img_6650

img_6679

 

ゲームの終了と得点方法:
全てのプレイヤーがパスすると終了します。

獲得した漁場が広い(マスの数が多い)プレーヤーの勝利。
1つの漁場内に複数の船が配置されている場合は、船をより多く配置しているプレーヤーの漁場となります。(同数の場合は、どちらの漁場にもならない)



好きなところ

すごーーーーーーーーーーーーーーく頭を使いますが、何も条件がない囲碁等よりは、若干相手の手が読みやすいところがあります。船を港にたどり着けるようにしなければならないだとか、船がいない漁場を作っちゃいけないというルールが、打てる手を限定的にしてるというわけです。それを紐解いて行くのがとても楽しいです。

例えば、このような読み合いになります。白が私、対戦相手が黒です。
img_6673
上記は、対戦相手の黒が上から5、右から2の線上に網駒を置いた場面です。
左半分はもうすでに決着しており、右半分の領地争いとなっています。
この時、黒側はおそらく上から6マス目右から2マス目の白船を囲い込み、
黒側の領地を多くしようという魂胆だったかと予想されます。

詳しく説明すると以下のとおりです。
実際には、右下の白側の領地はほぼ決定したに近いので、下記のように白の領地の広がりを抑えるといった手です。
img_6673-1
ピンクが実際に置いた網駒、黄色は今後網駒をこのように置き、白の陣地をこの範囲におさめておきたいという線を示しています。
もしも本当にこの黄色の範囲で網駒が置かれた場合は、上の方の陣地は黒船が多いので黒船が陣地を取れそうな感じがしてきますよね。

このままではまずいということに、白側はなります。
そこで私はこういった手を打ちました。
img_6675
白の網駒を上から6、右から1のこの位置に置いたわけです。
これにより、右下の白の陣地を広げつつ、相手の思い描く陣地構成になることを防ぎました。
上から6マス目右から2マス目の白船が、港にたどり着くために、得られる領地ができそうだということです。

詳しく説明すると以下です。
img_6675-1
ピンクが実際に置いた網駒、黄色は船が港にたどり着く経路を示しています。
水色は右下側の白の領地を広がりの可能性を示しています。

こういった読み合いがずっと感じられるのが、このゲームです。

最終的にはこのような形で勝利しました。
(ブログを書くために早打ちした為、あまり良い感じではなさげなのはご勘弁ください…)
img_6681

私は、囲碁も将棋も全然得意ではなく、アブストラクトゲームも得意ではありません。でも、なぜ好きかというと、考えるのが楽しいのです。考えて考えてもよくわからなかったり、上手い手は出てこないこともありますが、結局色んなパターンを考えるという感じなので、練習だったり時間をかけて考えたりすると、これがこうなってこうなってと、パズルみたいに脳みそで考えられるときがあります。それが上手くハマって相手をうならせるような手が打てたときがとても楽しいです。

Fisheryも、全然勝てないのですが、少しでも多くの人にこの楽しみを味わってほしいと思い、今回はこのゲームを選びました。

シンプルですが、本当に頭を使うゲームなので、勝てたときの喜びはとても大きいし、負けたときの悔しさもとても大きいです。

時には頭脳戦でストイックなボードゲームもプレイしてみては、いかがでしょうか?

以上、Fisheryでした!

<参考リンク先>
アブストラクトゲーム博物館 …ルールなどが日本語で確認できます
nestorgames …購入ができますが、海外輸入となります。他にも面白いアブストラクトゲームがあるので、購入してみてください。

その他の購入経路としては、ゲームマーケットにて「アブストラクトゲーム博物館」にて販売している場合がありますので、ぜひ!

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Published by

ohanachann

http://ohanachann.strikingly.com/

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